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フードデリバリーの配達員が使っているデリバリーバッグとその中身

配達員のツール

世の中にはUber Eats・Wolt・出前館・menu・ピックゴーなど様々なフードデリバリーサービスがありますが、全サービス共通で配達員が用意する必要があるものが3つあります。
スマートフォン(オファーを受けたりピックアップおよびドロップオフの状況を報告したり目的地へのナビを見たりするのに使用)
デリバリーバッグ(ピックアップした商品を保温・保冷しながら運ぶのに使用)
モビリティ(ピックアップ地点およびドロップオフ地点に移動するための手段)

今回は上記のデリバリーバッグに関する記事です。
「フードデリバリーの配達員をやってみたいけど、どんなものを用意すればいいの?」と悩んでいる方の参考になれば幸いです。

私が使っているデリバリーバッグ

私が使っているデリバリーバッグはYummyRunの容量56Lの製品です。

このデリバリーバッグは特定のデリバリーサービス事業者のロゴが入っていない真っ黒のバッグです。
デリバリーサービス事業者によっては「競合他社のロゴがあるデリバリーバッグを使った配達は禁止」という制限がありますが、この真っ黒のバッグであればUber Eats・Wolt・出前館・menu・ピックゴーなど様々なフードデリバリーサービスで使えます。
このデリバリーバッグはメイン収納部と左右のメッシュポケットで構成されています。
メイン収納部の下半分はファスナーで奥行きを拡張することができて、拡張するとピザや寿司のような縦横が広く高さが少ない容器を収納できます。
実際にこのデリバリーバッグでピザや寿司の配達をしたことがありますが、サイズについては特に問題はありません。
メイン収納部は上部のファスナーを開けて中身を出し入れするともできますし、拡張できる部分のファスナーを開けて中身を出し入れすることもできます。
個人的には、メイン収納部の上部はファスナーよりベルクロ(マジックテープ)の方がピックアップおよびドロップオフで開閉がスムーズにできて望ましい気がしますが、ベルクロを剥がすときのベリベリ音が深夜に静かな集合住宅に商品をドロップオフするときに騒音になるのかもしれません。
ただファスナーだとドロップオフ地点が照明がなくて真っ暗な玄関だったりすると、ファスナーのスライダーが目視しづらくて開けるのに手間取ります。
スライダーの持ち手部分に蓄光テープを貼ったりするなどの工夫をすると良さそうです。

私のデリバリーバッグの中身

メッシュポケットに入れているもの

デリバリーバッグのレインカバーをメッシュポケットに入れています。
軍手をメッシュポケットに入れています。

デリバリーバッグの左右のメッシュポケットには、雨の日にデリバリーバッグにかぶせるレインカバーと、自転車の整備が必要なときに手を保護する軍手を入れています。
強い雨でなければデリバリーバッグ本体で商品を雨からある程度保護できるので、レインカバーを使うのは大雨の場合です。

メイン収納部に入れているもの

デリバリーバッグのメイン収納部に入れているものです。

デリバリーバッグのメイン収納部には以下の物品を入れています。
丸めたアルミシートをレジ袋に入れたもの(2個)
100円ショップで買ったマチありアルミバッグに、タオルを入れたもの
100円ショップで買ったジッパーファイルに、A4サイズのコピー用紙を数十枚入れたもの
丸めたアルミシートは、デリバリーバッグに入れた商品が運搬中に倒れないよう固定するための緩衝材です。
商品の保温・保冷を考えると商品をアルミシートで包んだ方が望ましいのですが、商品のピックアップのたびに包んでドロップオフのたびに開く運用では非常に手間がかかるので、アルミシートは緩衝材としてのみ使っています。
アルミシートはデリバリーバッグを買ったときに同梱されていたYummyRunの製品を使っていますが、100円ショップの災害対策グッズ売り場にあるものでも代用可能だと思います。
アルミシートをレジ袋に入れているのは、レジ袋に入れないと商品の出し入れのたびにアルミシートがぼろぼろになるためです。
特にメイン収納部のファスナーにアルミシートが巻き込まれて傷むことがあるので、アルミシートを保護するためにレジ袋に入れています。
アルミシートはメイン収納部に入れる商品の形に応じてある程度は形を変えられるので、緩衝材としておすすめです。

マチありアルミバッグとタオルは、温かい商品と冷たい商品を密着させないための仕切り板代わりに使っています。
またマクドナルドやゼッテリアなどのファーストフード店のドリンクがアルミバッグにぴったり収まるので、冷たいドリンクをアルミバッグに入れてタオルを緩衝材として使うこともあります。
ジッパーファイルに入れたA4サイズのコピー用紙は、ドロップオフ地点に置き配するときに商品を地べたに直接触れないように敷物として使っています。
私の場合はA4サイズのコピー用紙を使っていますが、デリバリーバッグに収まる大きさで低コストであればなんでも良いと思います。
紙を敷くのであれば、敷物として使うだけで品質は重要ではないので、1枚あたり1円未満に抑えられるのが望ましいと思います。

商品がレジ袋や紙袋に入っているのだからさらに紙を敷く必要があるのかは賛否あるかと思いますが、食品を扱う以上は衛生管理が重要だろうと考えて私は紙を敷いています。
コピー用紙を入れるために使っているジッパーファイルは、クリアホルダーのようにへたらず、それでいてハードケースのように衝撃で割れる心配のない「程よい柔軟性がありながら自立する」ちょうど良さが気に入っています。

デリバリーバッグのメイン収納部に中身を入れました。

上記の物品をすべてメイン収納部に収めた写真です。
私なりの基準としては、商品を入れていない状態でメイン収納部の体積の半分以上は空けておくようにしています。
これで味噌汁やラーメンやドリンクのような容器が傾いたらこぼれる心配がある商品でも問題なく運搬できています。

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